毛の生え変わるサイクル 毛周期

脱毛する前に、毛の生えるシステムを理解しておきましょう。
毛は脱毛処理をしなくても、勝手に抜けたり生えたりしています。毛の全体量が多いので増えても減っても分かりませんが、知らない間に抜け変わっているものなのです。その流れは「生える」→「伸びる」→「伸びきる」→「抜けかかる」→「抜ける」→「休む」→「生える」…と繰り返します。そして、そのサイクルは個人差、箇所の差はありますが、ワキでは平均して「生える」→「抜ける」までが2か月〜3か月(成長期)となっています。その後、数週間〜数か月休んで、また生え始めます(休止期)。ちなみに髪の毛にも当然毛周期はあります。伸び方は自分でも確認できるかと思いますが、1本の抜け落ちるまでの周期は平均して3〜4年。一日で約50本は抜けていると言われています。また、眉毛などは毛周期が短く、生え変わりが早いです。
そして箇所によっても異なりますが、ワキの場合、今生えている毛、目に見えている毛は、全体の1/3程なのです。つまり、残りの2/3は目に見えない所で、休止中、もしくはこれから生える為の準備中、という事になります。
ですから、例えば脱毛処理で目に見えている毛を全て処理できたとします。しかし、それで二度と毛が生えてこないわけではありません。皮膚の下に留まっていた毛が時間経過と共に生えてくるので、1度の脱毛で全てが終わるという事は決してありません。
何故毛が生えてくるのかと言えば、毛の根本(毛乳頭と呼ばれる)には、毛母細胞と呼ばれる毛の工場、毛のお母さんのような細胞があります。もし、引っ張ったり、何かしらの力で毛が抜けてしまったとしても、その毛乳頭と毛母細胞が生きていさえすれば毛は再び作られます。そして、毛母細胞は物理的な影響では、なかなか破壊されることはありません。
つまり、簡単に脱毛といいますが、見えている所をただ処理するだけでは終わりはなく、きちんと毛周期を理解して効率よく、作業をする事が必要となります。そして、そのような毛周期をしっかりと理解したサロン、施術者のもとで脱毛を行う事も大事なことです。